2023年5月13日(土)

私共【松戸市小金地区「市民茶会事務局」】が、主催するお茶会が千葉県松戸にある本土寺にて開催されました。

小雨模様の中、たくさんの方々がご参加くださり誠にありがとうございます。
歴史ある茶室と自然の美しさが相まって、心に残る時間をお過ごしいただけたのではないでしょうか。

野点 会場①
野点 会場①

本土寺は、あぢさい寺として花の百ヵ寺としてもしられています。
松戸市に佇む風光明媚なお寺様で青々とした木々に囲まれ、四季折々の花々が咲き誇り、心を癒し、安らぎをもたらして下さいます。。

野点 会場②

特に印象的だったのは、歴史ある茶室でのお茶席です。
本土寺には、「三光亭」と呼ばれる有名な茶室があり、その格式高い雰囲気は、茶道の真髄を感じさせます。

茶室「三光亭」
たくさんお越しくださいました


茶室の内部は、趣深い庭園とともに、伝統的な日本の美意識が息づいています。
お点前は、茶道裏千家淡交会千葉県支部の諸先生方々によるものです。

茶道裏千家淡交会千葉県支部・湯浅宗零先生
お菓子は千葉の銘菓から「唐衣」

茶道の魅力に惹かれた方々が、このお茶会に足を運びくださり年齢や背景の異なるさまざまな参加者の皆様が、お茶の世界で繋がりを感じ合い、心の交流を深められた事と思います。

茶器を眺めるお客様
茶器

一方、野点は、自然の中でお茶を楽しむスタイルで、あいにくのお天気でしたが、それでもたくさんの方が参加くださいました。
茶室でお茶を堪能されたあと、次は野点で。。。というお客様も大勢いらっしゃいました。
また、お子様連れで茶の湯を楽しむ姿に接し感動致しました。
誠にありがとうございました。

野点の賑わい
茶道裏千家淡交会千葉県支部・竹島宗美先生

季節ごとに異なる表情を見せる本土寺の庭園、周りを囲む自然の豊かさに包まれながら、季節に合わせた和菓子も提供され、風情を感じながらお茶を楽しむことができたのではないでしょうか。

私共も最後に、茶道裏千家淡交会千葉県支部の方々がお茶を入れてくださり本土寺の美しい茶室と庭園、そしてお茶の世界の奥深さを堪能させていただきました。
茶道の精神や和の美意識を感じながら、日常を離れた特別なひとときを共有しました。

今後とも、どなたでも若い方や初めての方もフランクに「茶の湯」文化をあじわえる歴史ある聖地・本土寺での"茶の湯に出会う、日本に出会う!”をお楽しみにどうぞ。



(松戸市小金地区「市民茶会事務局」一同)

お客様から頂戴した感想

・お花やお掛物まで一体となっての茶室設えまで含めた奥深い「茶の湯」の歴史を感じながら、静かな“時”を過ごさせていただきました。(ご夫婦の方)

・お点前もさることながら、蓮見先生のお話しで、一段と身近に茶道の一端を楽しめました。(女性二人組)

・本土寺様へは花の季節にはよく参拝に来ますが、これほどの茶室があることは知りませんでした。
本土寺様には花木が多く野点に相応しく、特にお堂前でいただく一服のお茶は格別でした。

・とてもいい体験ができました。次はいつ頃やりますか?

・本土寺の歴史ある茶室でのおもてなしに、先生方のお点前・お話しによって堅苦しくならず、こんな和やかな茶の湯は始めてでした。
幸せな時をありがとうございました。(女性二人組)

・4〜5歳の男児を連れて、若いご夫妻がお越しになりました。
案内受付で野点が大変楽しみで、来ましたと言われましたので、その理由を尋ねてみました。
男児が、通っている幼稚園の先生に、『明日、家族で本土寺へ、お茶会の野点に行くんだよ』と話をしたそうです。
すると先生が、お茶の諸作法や礼儀等々を男児に教えてくれたそうです。
男児は、興味と関心を持った様で、お帰りの際に『野点はどうでしたか』と男児に聞いてみると、
『すっごく楽しかった』と、満面の笑顔でした。

・母親と女子高校生の親子さんが、お越しになりました。
野点と茶室でのお茶会を、両方体験したいとの希望がありました。
特に、お嬢様が強く関心が有るとの事でした。
数時間後、お帰りの際に『如何でしたか』とお尋ねすると、お嬢様が『大満足です・・・良かったです』と即答されていました。